犬の椎間板ヘルニア

犬の椎間板ヘルニアについて、私のような犬に対し無知で怠慢人間😅でも、わかりやすいようにまとめてみました✏️。

背骨(脊椎)は椎骨という骨がつながってできており、椎骨の間には ”椎間板” というものがあります。椎間板はコラーゲンを含む ”線維輪(せんいりん)” と、その中にあるゼリー状の”髄核(ずいかく)”からなっており、衝撃吸収の役割をしています。椎間板ヘルニアとは、椎間板が脊髄(※1)に向かって飛び出し脊髄を圧迫する状態をいいます。

※1 脊髄(せきずい)
脊椎動物のもつ神経幹。背骨の中を通って脳の延髄に続く器官で、脳とからだの各部とを連絡し、知覚・運動の刺激伝達・反射機能をつかさどる中枢神経系。


【犬の椎間板ヘルニアは2種類】

◼ハンセン1型・・・多くが3~6歳に発症するといわれており、髄核が石灰化し線維輪を破り突出。(因みにミルクは2歳で発症)
軟骨異栄養性犬種(※2)が、2歳くらいまでに椎間板が変性し、椎間板が衝撃を吸収しにくくなることで椎間板に負荷がかかり、髄核が飛び出し脊髄を圧迫。
脊髄が圧迫されることにより、激しい背中の痛み、ふらつき、麻痺、感覚消失など様々な症状がありますが、脊髄が強く障害され融解壊死が起る事があり、この状態を進行性脊髄軟化症(※3)といいますが、この進行性脊髄軟化症になると、治療がとても難しくなってきて、数日から1週間程度で亡くなる事が多いですが、稀に症状が止まることもあるようです。
しかし、、まわりのわんちゃんで進行性脊髄軟化症から助かったこはまだいなくて、親戚の犬は発症から4日でした。その他知り合いのわんちゃん達も、みな1週間以内です。発症確率は少ないといわれていますが、昨今多いように感じています。

突然発症するといわれていますが、私がみてきた多くのヘルニアのこには前兆があるように感じていますし、石灰化自体は発症前から始まっているようなので、椎間板ヘルニア発症、そのものは突然としても、予期したり日頃の気を付け方で、発症を遅らせたり、発症させないことも可能なのではと思っています。この部分の個人的感想は下記にも紹介させていただきます。

※2 軟骨異栄養性犬種・・・ 遺伝的に椎間板ヘルニアを起こす危険性が高い犬種
ダックスフンド、フレンチブルドック、ウェルシュ・コーギー、ビーグル、シー・ズー、コッカー・スパ二エル、ペキニーズなど。

※3 進行性脊髄軟化症・・・椎間板ヘルニアを発症した時点でどの程度脊髄神経にダメージが生じているがによって発症が決まるとされています。進行性脊髄軟化症は椎間板ヘルニアが生じた後2週間以内で発症するといわれ、進行性軟化症の初期ではMRI検査で検出できない事もあるそうです。

◼ハンセン2型・・・成犬から老犬に発症。線維輪が押し上げられ突出。
非軟骨異栄養性犬種と呼ばれる犬種で、加齢による繊維輪が変性し徐々に弾力性が失われ、脊髄を圧迫。徐々に進行。


【椎間板ヘルニアの好発部位】
頻繁に動かす背骨の部分が圧倒的に多く、胸腰部(80%)、頚部(15%)とのこと。

【 胸腰椎 】
胸椎1~13番、腰椎1~7番のうち、胸椎の3番目~腰椎の4番目が多く、その中でも湾曲の大きい胸椎11番~腰椎2番が全体の75%だそうです。

◼レベル
グレード1・・・麻痺はなく歩き方などに異常はないが、時々キャンと鳴いたりソファーや階段の昇り降りを嫌がるなど、痛みを感じている様子。

グレード2・・・痛そうな様子やふらつきがあり、後肢の弱さは明らかな症状がみられる。

グレード3・・・立つことは可能だが、後肢は歩行不可となる。

グレード4・・・歩行だけでなく排尿ができなくなる。

グレード5・・・深部痛覚がなくなり、筋肉や関節などの痛みを感じません。

※獣医さんによりますが、グレード3以上で手術となるケースが多いそうです。
※ハンセン1型は、昨日までグレード1だったのにいきなりグレード5に移行することもあるそうです。
内科療法を選択した場合は、治療中グレードの進行がないか気を付けるとともに、よく観察する必要があります。

【 頸椎 】
頸椎1~7番のうち、2~4番、または6番が多いそうです。
胸腰部椎間板ヘルニアと同様に軟骨異栄養性犬種に多く、発症すると激しい頸部痛と四肢のふらつきや麻痺が起こります。前肢麻痺が起きるのが腰椎との大きな違いで、前肢麻痺ということは歩行不可となり、腰椎に多い車いすなどの使用も不可となるわけです。また、重度になると呼吸不全ないし停止となり突然死となります。2才以上で発症が多く平均は6才とのこと。

◼レベル
グレード1・・・痛みはあるものの麻痺がない状態。上目使いで見たり、体を触られるのを嫌うなどの症状もみられる。

グレード2・・・痛みが再発した状態などで、神経学的な異常は一般的にはみられないが、痛みのために動けないこともある。

グレード3・・・頸部の痛みと部分的麻痺(不全麻痺)がみられる。片側の前肢、また四肢の不全麻痺などで、自力歩行が可能な場合と困難な場合、両方ある。排尿が困難なことも。

グレード4・・・頸部の痛みと軽度の不全麻痺を伴う症状が数日から数ヶ月かけて進行し、悪化した状態。筋肉や関節などで痛みを感じる反射も低下してくることがある。

グレード5・・・起立、排尿不能。重度の脊髄障害が生じた場合には、発声障害や呼吸筋の麻痺などが出て呼吸困難を伴うこともある。死に至る場合もある。


【個人的な感想】
実際まわりで発症した犬は、犬種によるものだけでなく、母体の遺伝がかなり関係しているように思いました。また、生活スタイルで発症率はさらに高くなると思いました。
母体や兄妹などが発症している場合や軟骨異栄養性犬種などは、生活スタイルをかなり気を付けるべきかと思います。発症を確認するまでは、うちのこは元気と誰もが思っており(私もです😔)、人の話と思いがちですが、ここは自分事化を意識し前もった予防がとても大切になってくると思います。また、膝蓋骨脱臼が疑われるわんちゃんは、さらにさらに気を付けるべきかと思います。
日頃の歩き方、座り方、このあたりもよく確認し、滑らない床、ジャンプや階段上り下りなども気を付け、さらに食事や水泳、砂浜などでの運動など筋力アップも意識することで、遺伝があっても発症年齢を遅くすることができるし、発症しないことだって期待できると思います。
心配が先に立ちあまり神経質になってしまうと、犬のストレスホルモンがあがり逆によくないので、おおらかな気持ちで予防生活を心がけるのがよいと思います😊。

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